豊岡市の移住者向け住宅改修補助は上限100万円ですが、対象になるのは市内のポータルサイトに掲載された物件だけです。
豊岡市の収録制度は、移住者向けの住宅改修と引越し費用の2件です。どちらも事業を始める前、契約する前に申請することが求められており、動き出してから申請しても間に合いません。当サイトが現在収録している豊岡市の制度は、この2件です。
移住者住宅改修支援補助金
対象経費の3分の2以内、上限100万円が補助されます。
対象は、5年以上の定住意思を持つ移住予定者で、豊岡市外から転入して3年以内の方、または活動終了後1年以内の地域おこし協力隊員です。転入後3年という期間が区切られているため、移住してから長く経った方は対象外になります。
最大の制約は物件の条件です。市内のポータルサイトに掲載されている物件が対象とされており、自分で見つけた空き家を改修する場合に使えるかどうかは掲載の有無に左右されます。物件探しの段階からこの制度を意識しておく必要があります。
手続きでは事業開始前の申請が必須で、工事を始めてからの申請はできません。また5年以上定住しなかった場合は返還義務があり、利用は1世帯につき1回限りです。補助率が3分の2のため、上限100万円を受けるには150万円以上の対象経費が必要になる計算ですが、対象となる工事の範囲は記載がないため、市への確認が必要です。
移住者引越し支援補助金
対象経費の3分の2以内、上限20万円が補助されます。
対象は、若年世帯(配偶者との合計年齢が80歳未満)または子育て世帯で、但馬地域外から豊岡市へ転入する方です。地域おこし協力隊員は対象から除かれます。合計年齢80歳未満という基準は夫婦の年齢を足して判定するため、片方が若ければ成立する場合があります。
条件も細かく設定されています。業者に委託した引越し費用のみが対象で、市内から市内への引越しは除外されます。そして引越し業者と契約する前に申請が必要です。見積もりを取って契約してしまった後では遅くなる可能性があるため、業者選定と並行して市に相談してください。こちらも1世帯につき1回限りです。
豊岡市をどう見るか
2件とも移住者を対象とする制度で、すでに市内に住んでいる方には該当しません。逆に言えば、市外から移住して空き家を改修するという道筋を描いている方には、改修と引越しの両方をカバーする組み合わせになっています。ただし収録が2件では、子育て、出産、結婚、住宅の新築取得といった分野の支援が見えません。移住以外の目的で支援を探している方は、市の窓口で直接確認してください。